沼との遭遇 - 瑠璃色の手帳

ドルヲタ年表で述べたように、私が現在応援するアイドルは嵐と℃-uteである。

私はメジャー、マイナー問わず気になったアイドルを聴き漁り、ドル誌を立ち読みしまくっているため、知ってるレベルのアイドルは山ほどいる。だが、そこから一歩踏み出そうと思うアイドルには出会わず、このまま増えることもそうそうないと思っていた。

しかし、人生とは何が起こるかわからないものだ。

私が初めて伊野尾くんを認識したのは、嵐にしやがれの嵐vsHey!Say!JUMPガチンコ対決を見たときである。

ただ、Hey!Say!JUMPは知ってるレベルのアイドルの１つで、そんなに詳しくなかった。

上記の知識程度しか持っていないため、知らない子ばっかり出てるなという印象だった。

しかし、よく見たら嵐にめっちゃいじられてる子がいることに気づく。

「飯尾！」「伊野尾だよ！」

(ほぅ。彼は伊野尾くんというのか。めっちゃ可愛いな。でも初めて見たな・・・)

彼はその後も番組内の色々な場面でいじられていたため、私の心にがっつり爪痕を残していった。

そういえば今年の24時間テレビのパーソナリティを務めるんだった！と思いテレビをつけたところ、たまたま伊野尾くんの出てる企画に遭遇した。

“歌って踊って図面が書けるアイドル”というキャッチコピーは斬新かつインパクト大だった。大工仕事が全然ダメなところもありだと思ったし、結束バンドのくだりは100点あげたいと思った。

24時間テレビがフィナーレを迎える頃には、伊野尾くんとはどういう人なのか気になってしかたなくなった。とんでもない人を発見してしまった。

とりあえずまずは最新曲のチェックだろうと思い、Chau#の動画を見た。

パステルパープルの王子様衣装を身に纏い、『ポップでハッピーなふたり～♪』と歌う伊野尾くんの女子力(？)の高さに驚愕した。

ここから更なる情報を求めて動画の森をさまようことになる。

動画の森をさまよっていると、彼の見切れの多さに気がつく。とにかく画面に映ることが少ないのだ。おまけに後列や端っこにいることが多いので、なかなか見つからない。こんなに美しい伊野尾くんが見切れポジションなんて、Hey!Say!JUMPってどんなグループなんだ。

ついに、伊野尾くん単体への興味だったのがグループ全体への興味に発展した。

伊野尾慧に導かれるまま突入した森の先はとてつもない沼だった。

伊野尾くんは調べれば調べるほど魅力的な人なので、探究心に火がついた。こんなに“もっと知りたい”と思わせてくれる人に出会ったのは久々である。

まだ上手に魅力を語れる気がしないが、整理したら書いてみたいと思う。

今言えるのは、伊野尾慧という沼に片足突っ込んでしまったということだ。