瑠璃色の手帳

沼の深さを日々実感しています。

トビラの向こう

私はこの曲が好きです。

扉を開くギィーッという音、鐘やクラクション、シャッキーン!みたいな音など、多彩な効果音が使われていてワクワクする曲です。
 

素敵ポイント① 歌割り

7の名前をBESTが呼ぶ
中島
知念
山田、岡本、森本
BESTの名前を7が呼ぶ
八乙女
有岡、高木、伊野尾
 
この流れがキレイに対称になっています。二つに折ればピッタリ重なるパート割りに美しさを感じました。
 
名前を呼びあうところも個性が出てていいですね。圭人くんは英語だったり、タカキだよがオチになってたり。裕翔くんの「はい、元気です!」懐かしいなぁ。
 

素敵ポイント② 振り付け

  • 振り付けが楽しそうで可愛い
  • ペアで歌ってるのが可愛い
  • 所々出ているBESTのお兄さん感が微笑ましい
  • “今日の鐘を鳴らす”で叩かれている振りが堪らなく可愛い
  • “そこらじゅうにありそうな”の伊野尾ちゃんのポーズが一人だけ片足立ちで気になる

素敵ポイント③歌詞

ブログにマイナスなことは書きたくないですが、話が進まないので少しだけ書かせてください。
私はここ数ヵ月特定のジャンルの曲が聴けなくなっていました。多分、精神的に追い詰められることが多くて、知らず知らずのうちにストレスがたまっていたんだと思います。
 
ある日、いつもは聴いて元気が出るはずの前向きソング(嵐のサクラ咲ケやHappinessなど)を聴くことが苦痛になり、拒否反応を起こしてしまったんです。普段なら気持ちを切り替えられたはずですが、機能が麻痺していたようです。バラード系もテンポの関係なのか気分が落ち込んできてしまって聴けませんでした。アップテンポな恋愛ソングくらいしか聴けなかったです。
 
音楽を聴くことで精神を安定させてきたはずなのに、拒否反応を起こしたり、逆に乱されていることに困惑していました。
 
そんな時に関連動画に現れて偶然聴いたのがこの曲でした。どうしても前向きになれず塞ぎこんでいましたが、サビの歌詞を見た時、もう少し頑張ってみようかなと思いました。
 
時々でも 空見上げよう 泣いてる心を 太陽に透かそう 明日の風に乗ろう

前へ!前へ!と貪欲になれる気はしなかったけど、時々空を見るくらいなら出来るかもと思えたんです。いきなり走り出せないけど、うつむいた顔を上げるくらいなら出来るかもって勇気が出たんです。

今の私には背中を押してくれる曲よりも「さあ、行こう!」と手を引っ張ってくれる曲が必要だったみたいです。

この曲を聴くことで、少しずつだけど前を向けるようになった気がします。

 

素敵ポイントを探せるくらいお気に入りになったこの曲ですが、もう一つ、私に決断をさせてくれた曲でもあります。

それは、『ファンクラブに入ること』です。

私は迷っていました。伊野尾ちゃんと遭遇する直前までは嵐のファンクラブに入ろうと思っていたのに、突然悩む対象が浮上したからです。しかし、このフレーズを見た時に、無くしたものにとらわれていると思いハッとしました。

無くしものに 気をとられ 間近にある幸せを 逃すなよ

私は嵐のファンクラブにすぐに入らなかったことをずっと後悔していました。いつか入ろうと思ってました。でも、いつの間にか応援し始めた頃の情熱を失いかけていることに気付いたんです。なんだか惰性になっているのではないかと。そもそも、ファンクラブだって入ろうと思えばいつだって入れたはずなのに、結局入ってこなかった。

冷静に考えたら、天秤はJUMPに大きく傾いていた。いつの間にか、でも確実に。

私は、今を逃したくないと思った。扉の向こうを見たいと思った。あの時入っていればと後悔しないように。

 

この曲の惜しいところは、CD音源化されていないことです。どこにも入ってないと知ったとき、残念に思いました。
でも、心の応援歌としてこれからも大切にしていきたい曲だと思います。